文化庁、国宝展示に難色=カビ発生の新潟市美術館(時事通信)

 館内でカビが発生するなどの問題が相次いだ新潟市美術館で、4月24日から6月13日まで開催される展覧会「奈良の古寺と仏像」で展示予定の国宝1点、重要文化財13点について、文化庁が「今の管理体制は(国宝を展示するのに)不安な状況」と市側に伝え、展示に難色を示していることが10日、分かった。国宝や重要文化財を展示するには、同庁に申請し、許可を受ける必要がある。
 この展覧会では、門外不出とされる中宮寺(奈良県斑鳩町)の国宝・菩薩半跏像のほか、重要文化財13点などの展示が予定されている。
 同庁の意向を受け、市は館長の更迭を決めたほか、副館長の2人体制化や専門知識を有する学芸員を外部から招聘(しょうへい)するなどの改善策を決定。近く篠田昭市長が同庁に出向いて改善策について説明し、展示の許可を求める予定という。 

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